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【カルマとは】かんたん解説!不幸や辛い時こそ知ってほしい因果応報のしくみ【スピリチュアルQ&A】

カルマとは何でしょう。

代表的な解釈は次の通りです。

カルマとは「因果応報」のこと。

カルマは、「原因があって結果がある」という意味で使われています。

この天の摂理のことを「カルマの法則」と言っています。
ただ辛い苦しみや困難の中にいる方にとっては納得がいかない「法則」かもしれません。

なぜなら

カルマは懲罰的(懲らしめ)、悪いことをしたからひどい目にあうのだ!

ということで使われることが少なくないからです。

カルマは決して懲罰的なものだけではありません。

 

そこでこの記事では「カルマの法則」を次の視点で解説しています。
「カルマの法則」を知ることは、生きていく知恵や勇気となる!
お役に立てたら幸いです。

目次はクリックしてご覧いただけます。

納得がいかない原因と結果

私たちの人生は、原因と結果が結びつかないことが、とても多いものです。

たとえば、

◆社会的格差:生まれながらの貧困や富裕など
◆偶然や運:災害や天災、事故など
◆遺伝的特性や身体的格差
:先天的な疾病や障害、ルックスの美醜など
◆環境的要因
:生い立ち、文化的環境、戦時下など

これらについても、原因があるとみなすのが、「カルマの法則」なのでしょうか。
そしてそれは懲罰なのでしょうか。

 

「カルマの法則」とは、スピリチュアル的解釈を深めて知ることで、生きていく知恵や勇気となっていく。

「カルマの法則」を知ると生き方が変わる

「カルマの法則」を知ると、なぜいいの?

「カルマの法則」を知ることが、どのように「生きていく知恵や勇気となる」のか、まずはご覧いただきましょう。

 

「カルマの法則」を「知らない生き方」と「知っている生き方」

不幸や苦難に対して
法則を知らないと法則を知っていると
生きる姿勢境遇を嘆いたり世の中をうらむことになって、自暴自棄になりやすい。自分の人生で起きることは、なにごとも自分の魂を磨き成長させることだと考え、自分の人生に集中することができる。
希望生まれつきのハンデ、難病や破産など、この先の人生でよくなる見込みが無いことに対して、特に希望を失いやすい。今は辛くても、この経験が、すばらしい来世や天国につながるのだと理解し、希望と共に生きていける。
他人に対して他人の不幸や苦難に対して、いい気味だと思うことがある。すべてはその人の魂を磨くためにあると考えるので、幸不幸、成功や失敗、貧富や学歴、ハンデの有無などで、人を差別したり見下す感覚から遠のく。

 

ボク
「カルマの法則」を知ることは、生きていく力になりそうだね。
では「カルマの法則」とはどんなものなのか、ご説明してきましょう。

「カルマの法則」とは

この記事では、「カルマの法則」を次のたとえで解説しています。

 

「心や行動」を、「種」にたとえる
「カルマの法則」の考えとは


よい種をまけば、よい実りとなる
悪い種をまけば、悪い実りとなる
どちらも本人がそれを収穫することになる

詳細はここをクリックして下さい
「種」にたとえる表現は、聖書に書いてある、イエスの言葉からきています。

“As you sow, so shall you reap.”

この言葉は「カルマの法則」を説明するときによく引用されています。

日本語では、次のように訳されます。

「種をまいたものを刈り取る」
「蒔く者は収穫する」
「蒔いたものは収穫する」
「種をまいたのは、それを刈り入れる」

    「カルマの法則」は、原因と結果の関係であり自己責任の考えがベースにある


「カルマの法則」はいかなる場合も、慈悲と秩序に満ちた大いなる摂理として働いています。

 

辛い境遇の「原因」は、どう考えればいいのでしょう?

 

ボク
「いい人なのに苦労が絶えない人」を例に、これから解説します!

いい人なのに苦労が絶えない人を例に

いい人なのに、苦労が絶えない人がいるのはなぜですか

輪廻転生を前提に考えることが大切です。

 

輪廻転生とは、私たちは、今世だけではなく、過去世や来世もあり、何度も生まれ変わっていることを意味します。

 

悪い事をした覚えがないなら、カルマとして、次のケースが考えられるでしょう。

因果応報の悪因は、「過去世」にある。
他の人のお手本になれると天からみなされ、苦難苦労を引き受けているケース。

では、一つひとつ見ていきます。

今、起きていることの原因が過去世にある場合

不幸に見舞われても、思い当たる原因がない、そんなとき「カルマの法則」ではこう考えます。

 

視点!

今、起きていることの原因は、「過去世」にあるのではないか。

 

「輪廻転生」をベースにすると、次の考えができるでしょう。

 

不幸:原因が思い当たらなくても、それは「過去世」に「悪い種をまいた」のかもしれません。
一方の幸運に対しては、次のように考えます。
幸運:生まれながらの才能や、思いもよらない幸運に恵まれるなら、それは「過去世」に「よい種をまいた」のかもしれません。

 

今、起きていることの原因を、「過去世」にまで広げて考えるのが、「輪廻転生」をベースにした「カルマの法則」の考え方です。
不幸や苦難の原因は「今世」にもあるかも⁈
気になる方はこちらもクリックして下さい。
 

ボク
悪いことをした覚えが無いと言っても、本人に自覚が無いだけという場合もあるよね。
パール
そうですね。不幸や苦難の原因を、「過去世」にあるとする前に、「今の自分の間違い」をみつけられるようになるといいですね。
ボク
そんなことも、別記事で一つひとつ説明していくから待っててね。

今、起きている苦難や苦労は、懲罰とは限らない

では次に、ヘレン・ケラーのようなケースです。

ヘレン・ケラーとは


「見えない、聞こえない、話せない」という三十苦の障害がありながら、驚異的な努力を重ね、世界各地で障害者の権利や教育などに貢献した、アメリカ人女性です。
ヘレンを教育したサリバン先生との逸話は有名で、「奇跡の人」として映画や舞台にもなっています。

 

これほどまでの魂が、「過去世に悪い種をまいたから三重苦に身を置くことになった」とは考えにくいと思いませんか。

 

お手本の人生!
苦難苦労がある中で、どのように生きていくのか、人々にお手本を示すために人生を捧げる魂もある。
ヘレン・ケラーも(サリバン先生も)、きっとそうだったのではないでしょうか。

 

「なぜあんないい人が、そんな目にあうのか」と思う時、どうぞヘレン・ケラーのことを思い出してみてください。

 

ただ必ずしもお手本を示せるとは限りません。
その不幸の実態を、身を挺して、他の人に教える役割なのかもしれません。
その人に力量があると見なせば、天の摂理はこのように働くこともあるのです。

 

「よい種をまく」ためのチャンスが与えられることがある。

「よい種をまく」ことを、天から信頼され期待されて生じるカルマもあるのでしょう。

 

今、起きていることを、「来世」にまで広げて考えるのが、「輪廻転生」をベースにした「カルマの法則」の考え方です。

 

視点!

今、起きている苦難や苦労は、懲罰とは限らないのではないか。

人生の不幸や苦難を読み解く

ご紹介した二つのケースだけでも、人生の不幸や苦難の理解がきっと深まることと思います。

 

今、生じている幸不幸は、「過去世」にまいた悪い種が原因
今、していることは、「来世」への種まき

 

ボク
でも、「自分の過去世が悪い」とか、「来世の種まき」と思うって、やっぱりむずかしいな。
パール
そうですね。ただ「自分は悪くないのに不幸だ」「こんな目にあうのは理不尽だ」だと決めつけてしまうと、人は嘆いたり世の中をうらむことになりやすいのではないでしょうか。

 

「カルマの法則」を知ることは


なにごとも自分の魂を磨き成長させることだと考え、自分の人生に集中して生きていけるようになること。

人生で起きることは、自分一人の力で変えようがないことはたくさんあります。
ただ自分一人の考えで、魂を輝かせる生き方を選ぶことはできるのです。
大切な自分の人生、よい時を重ねていきたいものです。

 

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