一度は観ておきたい歌舞伎。
この記事では、
新春浅草歌舞伎2024年の様子を例に
初めての歌舞伎を楽しむために
戸惑いやすいことをまとめてみました。
記事の内容
- 歌舞伎を観るための服装
- 休憩(幕間)の弁当や飲み物について
- トイレや荷物
- 音声ガイド
- その他のお楽しみ
目次はクリックしてご覧ください。
【服装】どこまでカジュアルが許される?
会場で見かける方の大半は、リラックスできる服装です。
なぜなら小さな椅子で長時間じっとしたまま鑑賞することになるからです。
印象としては、デパートで売られているよそ行きより、もう少しカジュアルダウンした方が多いといえるでしょう。ユニクロやしまむらで肩ひじ張らずに足を運ぶ方も、きっと少なく無いと思います。
/写真は浅草公会堂の座席\
- 着席時に足をくずしても見苦しくない長めのスカートやパンツ
- 体を締め付けないゆったりとしたもの
- 会場が比較的明るいので、演者のためにも、ライトを反射する大ぶりのアクセサリーは控えたほうがよさそう
もちろん着物やハイクラスのスーツなどで
お出かけになれる方は、
間違いなくそのほうがおすすめです。
歌舞伎を観に行ってみたいけど
気後れしてしまうという方は
少なくないように思います。
出掛けるときは
肩がこらない服装がいいですものね。
歌舞伎ファンは確実に増えるはず。
日本を代表する文化、
歌舞伎を支える力になるはずです。
もし私のように初心者の方なら、
遠慮なく、
カジュアルウエアで観に行っちゃいましょう。
【休憩(幕間)の弁当と飲み物】はどこで買える?
演劇やコンサートなどは
休憩が無い事も多いのですが
歌舞伎には休憩があります。
新春浅草歌舞伎2024の場合、
20分程度の休憩が2度ありました。
その間に、座席で食事をとる方が多いです。
浅草公会堂には、休憩コーナーもあります。
- 会場入り口で売っている物を購入する
- 会場に入るときに持ち込む
- 座席に売りに来るものを買う
- 事前に予約する
事前予約は、会場などによって変わりますので、あらかじめ確認されることをおすすめします。
会場には、デパ地下で見かけるような、少しグレードの高いお弁当を数種類用意されることが多いようです。
いわゆる松花堂弁当や、のり弁、サンドイッチがある場合も。
休憩(幕間)があるとはいえ、20分程度の時間に買いに走って食べ終えるほどの時間はありません。会場に入ったらすぐに売っていますので、すぐにお買い求めになるほうが合理的でしょう。
飲み物は、お弁当売り場などでお茶やコーヒーなどを扱っているほかに、浅草公会堂には自販機もあります。
【トイレや荷物】が気になる
トイレは確かに長蛇の列にはなるようです。
浅草公会堂の場合、上階に行けば行くほど、空いている傾向がありますので、順番を待つより、さっさと階段を使って上階のトイレを探すことをおすすめします。エレベーターは少ないので、待っている間に階段で上り下りできます。
荷物はロッカーがありますので、新春の寒い時なら、コートなどを入れておくことをおすすめします。100円はかかりますが、狭い客席でコートを抱えたまま歌舞伎を観るのではもったいない。身軽になってせっかくの歌舞伎に集中されることをおすすめします。
奥はコインロッカーです。
【音声ガイド】はあったほうがいい?
おすすめします。特に初心者の方には、強くおすすめします。
歌舞伎は、総合芸術です。着物の柄や髪型、所作にも、どんな意味合いがあるのか、知っておくことでしか理解できない事があっったり、知ることで更に楽しみが増したりと、実に奥深いものなのです。そうした解説を耳元でタイミングよく聞くことができる「音声ガイド」は、パンフレットを買うより、おすすめです。
お楽しみはほかにも
会場には数か所でお土産がたくさん用意されています。
ただ浅草公会堂の場合、なんといっても浅草ですから、浅草を堪能することもおすすめです。歌舞伎の後は甘味処でおしゃべりするのも楽しいひと時になりそうです。
/浅草公会堂の中の土産コーナーのひとつ\
/浅草の仲見世通りをそぞろ歩く人々\
2024年1月2日(火)~26日(金)
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