この記事では
「徳を積む」ことについて
この二面からご説明します。
徳を積むと実際どうなるのでしょう。
もしかしたら
「そもそも徳を積むとは?」
「徳を積むことに意味ないのでは?」
ともお感じかもしれません。
こうした疑問にも詳しくお応えします。
意義がわかると
きっと生き方が変わっていきます。
女性でも男性でも何歳でもできる
簡単な「徳を積む例」もご紹介します。
記事の内容
- 徳を積むとどうなるのか
- 徳を積んだ人の特徴(オーラ・カルマ)
- 徳を積む現実的な効果
- 徳を積む生き方の例
目次はクリックしてご覧下さい。
徳を積むとどうなるのか【スピリチュアル】
ただ、原因と結果、つまり「徳を積んだから幸せになった」という因果関係が、今世だけで完結するとは限らないので、いい事をしたのに何のメリットもない、と思われてしまいがちなのです。永遠の魂という観点で「徳を積む」ことを考えるなら、メリットしかありません。
あるいは来世などの未来まで含めると
徳を積むと幸せになる
「徳を積む」とどうなるのか。
まずは、スピリチュアル的観点から
もう少し詳しくご説明します。
こんな言葉を聞いたことはありませんか。
天国にある銀行に、
こつこつ貯金をしている、
そんなイメージですね。
もちろん貯まっていくのはお金ではなく
「徳」です。
善良な人間性を指すときの「徳」です。
なぜ徳を積むことができるのか【アカシックレコード】
徳は、積んでいくことができます。
なぜ積んでいけるのか。
それは、私たち一人ひとりの
「思いや行動のすべて」が
記録されているからです。
すべては記録されている
「アカシックレコード」はご存知でしょうか。これは、世の中のすべてのことが記録されている宇宙のデータベースのようなものです。(三次元のこの世に存在している物ではありません)
一人ひとりについても、過去世からの「思いや言動のすべて」が記録されています。
② 【悪】悪い思いや行動も、記録され積みあがっていく。
①と②、それぞれが
「原因」となり「結果」が出る。
これが「カルマの法則」です。
【徳を積んだ人の特徴】徳を積むことのスピリチュアル解説
オーラについて
輝きが増して、大きくなります。
徳を積むことは、心を磨いていくことと直結しています。オーラの輝きは、善なる心の輝きです。徳を積むことを怠ると輝きが不足し、オーラもよどんだりくすんだりしています。
オーラの色の違いは個性の違いです。
オーラには、赤や青など様々な色があり、徳を積むことで、それぞれの色が鮮やかに輝いていくのです。鮮やかな輝きはキラキラするので、金色と表現されるのでしょう。
光が鮮やかになる理由は、たとえるなら、電球の表面の汚れや曇りを落とすことで、光本来の輝きが増したように見えるということです。また、電球そのものがグレードアップし、熱量が増えていくこともあります。
オーラの色は、経験や学びによって変わることもあります。
トライアスロンの選手を目指す場合でたとえてみます。たとえば短距離ランナーが、水泳やマラソンを強化してトライアスロンの選手になる。この場合は、短距離ランナーとしての輝き、水泳選手としての輝きなど、それぞれの特性を生かした調和した光が放たれることとなるでしょう。
またその逆として、トライアスロンの選手が水泳に専念することもあります。その場合は、水泳選手としての色が濃くなっていくのです。
ただ、「黒髪、黒目の東洋人」が、ある日突然、「金髪、ブルーアイの西欧人」にはならないように、コロコロ変化するものでもありません。
なお前述したようにキラキラ輝くオーラはどんな色でも金色に見えることがあります。あえて他の色と「金」を区別するなら、金は、(輪廻転生の中で)主に真理を求めて魂を磨いた人に多い色です。
一般的に大きくなる傾向があります。
ただ、大きさよりも、ひときわ強い光が魅力のオーラもあります。スポットライトのように、光の広がりよりも強さが増す場合です。オーラの輝きや大きさは、人への影響力にもつながっていきます。
カルマについて
改めてカルマの法則とは何か、簡単にご説明します。
悪い思いや行動は、悪い結果をもたらす。
必ずしもそうではありません。
なぜなら、徳のある魂が、あえて今世、困難な人生を送り、他の人にお手本を示したり、今世で魂を大きく飛躍させるために、自ら試練を求めて生まれてくることがあるからです。
ただあの世では、徳を積んできた人しか、恵まれた環境に身を置くことはできません。
そうです。今、不幸な人は、徳を積んでこなかったことが原因だとは一概に言えません。
現在進行形で「辛い」方にとってこの言葉は信じがたいものの一つかもしれません。その人が乗り越えられない試練は与えられない。試練に見舞われたとき、「あなたは、器が大きいから大丈夫、きっと乗り越えられる」という[…]
「徳」は、「善良な人間性」を表すときに使う言葉です。
「あの人には徳がある」という時、その人の人間性を高く評価していると言えるでしょう。
「徳のある人」
幸運がついてまわる人は「徳のある人」といわれます。
よく知らない人物に対してもこの言葉を使うのは、
「善い人(よいひと)は恵まれているはずだ」
「恵まれているというのはきっと善い人」
とする思想が前提にあるのでしょう。
とはいえ、本当の「徳」を見分けるのは難しいものです。あえて困難な今世を送ることで、更に徳を積んでいるなど、いろいろな「徳のある人」がいるからです。
またそれとは逆に、今世、幸福な環境に身を置くことで、魂として下落するような生き方をしないか、試されている魂もあります。
ただし、死後の世界や、来世などの未来まで含んで見通すと、「善い人は必ず恵まれるのです。この真実を知ることで、本当の「徳」とは何か、本質が見えるようになっていきます。
現実的には意味がないのか【徳を積む生き方】
スピリチュアル面での解説が先行しました。
徳を積むことが、善い心がけだとは理解できても、現実的には意味が無いとお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
これが「徳を積む」ことで得られる、最大の効果でしょう。
えー、どうして? いい事をしたって、いつも人に褒めてもらえるとは限らないのに、どうして自分に自信がもてるんだろう。
徳を積む効果はスピリチュアル面だけじゃない!
最大の効果【自信】
自分は善い事(よいこと)をしている、積み重ねている、そう思えることが、自己肯定感を高め自信となっていくからです。
自分を信頼できるようになる
善行を積むことは、「私には、善いことをし続ける人間性と能力がある」という、善い自己イメージを作っていくことになります。
自分がどのような人物なのか、他の人の目はごまかせても、自分をごまかすことはできません。自分で自分を信頼できる、これほど強い自信はないでしょう。
充実感が得られる
自分は他人に幸福や喜びをもたらそうとしている、と思えることは充実感を生みだし、自信を高めます。
自分への理解が深まる
善行を積もうという意識は、自分の行動を振り返り、他人の視点から自分を見つめ直すことにつながります。そのため自己理解が深まっていきます。
見返りは求めていいのか
見返りを求めるよこしまな気持ちで「善い事」をしても、それは「偽善」だという批判があります。
ただ、善意が伴わないことをすべて非難することには賛成できません。損得勘定で始めたことでも、あとから善意が付いてくることはよくあることです。
徳を積む生き方の例【スピリチュアル】
女性でも男性でも何歳からでもできること
徳を積む行動は、家庭や職場、地域社会での活動を通じて気軽に行えます。
誰でもできることからいくつかご紹介しましょう。
仏教では、顔施(がんせ)と呼んで、にこやかな表情をしていることは、他者への布施とみなしています。
日常の会話で前向きな言葉を使うことで、自分自身だけでなく、周囲の人々にもポジティブな影響を与えます。「ありがとう」「おかげさまで」など感謝の言葉を積極的に使いましょう。
困っている人に声をかけたり、助けが必要な人に手を差し伸べることは、日常生活の中でできる小さな善行です。思いやりの心を持つことで、周囲の人々に安心感と温かさを提供できます。
朝の挨拶や日常のちょっとした声掛けなど、丁寧に挨拶することは、他人への敬意と感謝の表れです。気持ちの良い挨拶は、その場の雰囲気を明るくし、良好な人間関係を築く一助となります。
道端に落ちているゴミを見かけたら、率先して拾うことも徳を積む行動の一つです。地域の美化活動を行うことで、環境を守り、他者に良い影響を与えることができます。
日常の些細なことに対しても感謝の気持ちを持ち、その感謝を言葉や行動で示すことが重要です。「ありがとう」の一言は、言われた人の心を温かくします。
自分自身を大切にし、健康を保つことも徳を積む行動の一環です。心身ともに健康でいることで、周囲の人々にも良い影響を与え、他者を助けるためのエネルギーを維持することができます。
【まとめ】徳を積むスピリチュアル解説と現実面
徳を積むことは、
スピリチュアルな観点だけでなく、
現実的な生活の中でも大きな意味を持ちます。
小さな善行でよいので
日常生活の中で
少しずつ徳を積んでいくことは、
必ず幸せに繋がります。
さあ、まずはにっこり微笑むことから
始めてみませんか。
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