今回のお悩みはこちらです。
【お悩み相談】|70代・女性|
シニアですから、
今さら夢を持てとか、
目標を持てと言われても、
むしろ落ち込みます。
この歳じゃ
無理だとわかっているじゃないですか。
考えるだけでいやな気分になります。
かといってこのままでいいのか、
何のために生きているのか・・・。
早くお迎えがくればいいのに。
- 「お悩みとご質問」について
- これまで様々な方からお悩みやご質問を寄せいただいてきました。個人が特定されないように、また、できるだけ公約数的なことをお伝えできるように工夫を加えてみました。ご参考になりましたら幸いです。
◆相談相手としてのこれまでの立場:人材育成コンサルタント、産業カウンセラー、異業種の女性ネットワーク組織の運営者
こんな思いの方に
- 生きがいが無い
- 歳をとってしまい、この先の希望が無い
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後悔の多い過去と、短い未来
シニアになると、体も心もくたびれてきて
今さら頑張ったところで
どうしようもないと思ってしまう。
これはある程度、致し方ないことでしょう。
ふり返る「過去」が沢山ある以上、
「若いうちから健康に気を付けていればよかった」
「思い切って夢にチャレンジすればよかった」
「あの人に、あんなことしなければよかった」
などなど、後悔は尽きません。
でも「未来」についてはどうでしょうか。
後はお迎えが来るのを待って
やり過ごすだけでいいのでしょうか。
シニアの「未来」は、本当に短いのでしょうか。
シニアが夢や目標を「今さら」と思う理由
シニアの私たちが
「今さら」と思う気持ちの大前提には
夢や目標をもったところで
「生きているうちにできるわけない」
という思いがありますね。
それは
「死んだらおしまい、死はすべての終わり」
という考えが大前提になっています。
でも、本当に、私たちの存在が、
「死んだらおしまい」なのかどうか。
考えてみると
「死後の世界はある」ということも
「死後の世界は無い」ということも
まだ証明されていないのです。
本当に「死んだらおしまい」なのでしょうか
「死んだらおしまい」だと
心から信じている方は
意外と少ないように思います。
ご先祖様のことを思ったり
お墓参りに行ったり、
故人に心の中で語りかけたり
なぜそんなことをするのか。
それは
「人は、死んだ後も存在している」と
どこかで
感じているからではないでしょうか。
「死後の世界はあるかもしれない」と
ほんの少しでも
思っていらっしゃるのであれば、
死んでから
「あ、しまった、死後の世界はあったのか」
と後悔することは避けたいものです。
せっかく気が付いていたのに
「死後の世界があるなら
生きているうちにああしておけばよかった」
とまた後悔することになったら
今度こそは
悔やみきれないかもしれません。
死んだ先にまで続く未来をどうするか
つまり「あの世」や「来世」のことを
思うことは
を、思い描くことといえそうです。
「あの世」や「来世」があるとしたら、
この先の「未来」が
いかに大きく広がっているか
どうぞ想像してみてください。
そう思ったとたん、
今からできることや
しなきゃいけないことは沢山ある、
死んだ先にまで、広がる未来を
なんとかしなくちゃ、
と思えてきます。
人生なんて終わったほうが楽でいい⁈
「ええー、人生なんて、
死んだら終わりのほうが楽なのに」
なんて思わないでくださいね。
死んだ後の、未来は、
この老いたからだで、この現在の境遇で、
そのまま延長となるわけではないのです。
これから仕切り直しもできるのですから
どうぞご安心くださいね。
なによりもせっかくの命を粗末にすると・・・。
それほど罪深いことはないはずです。
死後の世界にまで
希望を失うようなことだけは
なんとしても避けたいものです。
「あの世行き」を急がないほうがいい理由
今から寿命が尽きるまでの期間は
魂にとってとても重要な時間です。
自分が天国や極楽にいけるかどうか、
軌道修正も効くタイミングなのです。
三途の川で沈む原因となるものを
天国の門が開かない原因となるものを
どんどん手放して浄化させていくために
とてもよい時間にすることができるのです。
死後の世界を、
身近に思う感覚が
備わってきているので
天国のことも地獄のことも、
今までよりずっとイメージしやすいはず。
つまり、取り組む熱量が違っているので
努力を
ガツンと効かせられますね。
「あの世でも幸せに過ごしたい!」
「せめて、あの世では幸せになりたい!」
そうお考えなら、
シニアだからできる夢や目標、
チャレンジする価値は大きそうです。
シニアの生きがい 心磨き、心の汚れ落とし
三途の川で沈む原因となるものを
天国の門が開かない原因となるものを
どんどん手放して浄化させる
落ちてきた体力や気力、
気がかりな健康も、
それは肉体のこと。
美しく、健康に、豊かになっていくのです。
肉体は時の流れに逆らえませんが
魂は時の積み重ねが必ず効いてきます。
「死んだらおしまいじゃないかもしれない」
もし、そうどこかで感じているなら
あなたがたとえいくつであっても
決してあきらめてはいけません。
あの世にも、来世にも、続く幸せを目指してみる。
天は、自分磨きを忘れない人に
必ず味方になってくれるもの。
どんなものであったとしても
放り出さずに磨きをかける。
感じるならなおのこと
一つ一つ丁寧に汚れを落とす。
壊れたところ、傷んだところを
自ら繕って直してみる。
これが魂磨きになるのです。
それは必ずいつの日か、
魂を光輝かせてくれるでしょう。
一分の努力も無駄になりません。
磨いた分、汚れを落とした分、
必ず輝きます。
その日を、
これからの楽しみにしてみませんか。
現在進行形で「辛い」方にとってこの言葉は信じがたいものの一つかもしれません。その人が乗り越えられない試練は与えられない。試練に見舞われたとき、「あなたは、器が大きいから大丈夫、きっと乗り越えられる」という[…]