職場や友達の間で、疎外感を感じたら、どうしたらよいのでしょう。
こんな悩みに
- 職場で孤独を感じる
- ママ友で自分が浮いていると思う
- 仲間から排除されている気がする
いじめほど深刻にはなっていないものの、心にダメージは感じている。
そんなときは、2つのステップで、これからのことを考えてみませんか。
自分の気持ちに優しく寄り添いながら、人間関係の見直しをしてみましょう。
【仲間外れ対処法】最初に確認したい2つのステップとは
ステップ1
【自分の本当の気持ち】を確かめる
ステップ2
【他の人の気持ち】を確かめる
では、一つ一つ具体的に確かめていきましょう。
ステップ1【自分の本当の気持ち】を確かめる
もし【仲間外れ】を感じたら、まずはこの自問自答をしてみてください。
そう聞かれても、多くの方は、困ってしまいそうです。
なぜなら、本当のひとりぼっちになるのが怖いからです。
他に仲間がみつかりそうにないということもあるでしょう。
だからこそ自分の本心に耳を傾けてみてください。
まずはあなたの本当の気持ちに気づくことが大切です。
では改めてお尋ねします。
① 続けたくない、もしくは、続ける必要はないと思っている
② 続けたい、もしくは、続ける必要があると思っている
あなたはどちらに当てはまったでしょうか。
「わからない」場合は、読み進んでいただくと、①の②のどちらなのか次第にお分かりいただけると思います。
ではそれぞれに沿ってご説明していきます。
ここから先は、二つに分かれます
「続けたくない、もしくは、続ける必要はないと思っている」場合は、このまま次の見出し
「続けたい、もしくは、続ける必要があると思っている」場合は、少し先の
「その人間関係を続けない」なら
ご自分の気持ちがはっきりしているなら、新しい人間関係づくりに心を向けていきましょう。
まだ見ぬ未来の【仲間】に、期待をもっていいのです。
過去よりも、これからの人間関係に期待しましょう。
職場や学校なら、他の人との接点を増やす
職場や学校など、他にも多くの人がいる環境なら、試せることはいろいろあります。
- 通勤や通学のタイミングをずらす
- 休憩時間やお昼休みの過ごし方を変える
- 他の人にこちらから話しかけてみる
- 挨拶をかわす相手を増やす
あくまで「新たな人間関係ができていく」という流れを作っていきましょう。
職場は仕事をする場、学校は勉強をする場です。本来「人間関係」のための場ではないのです。そう気が付くことも、心を切り替えるためには大切です。あなたはあなたのペースで、仕事をし、勉強をするためにそこにいる、その原点に立ち戻りましょう。
「できない」と決めつけずに考えてみてくださいね。
すぐにも仕事を辞める必要が生じているなら、「即ヤメ」など、退職サービスを検討してみるのもよいでしょう。
趣味の教室仲間、ママ友などの場合
趣味の教室仲間など、教室をやめればそれで顔を合わせなくなる関係なら、早めに終止符を打つことが一番です。
配慮が必要なのは「ママ友」などの場合でしょう。
そのグループからは抜けられても、今後も顔をあわせていく間柄にあるときは、上手なフェードアウトを目指しましょう。
「立つ鳥跡を濁さず」となるように、心がけたいものです。
こんなときは角を立てない口実がよいでしょう。
義父母や子供のこと、仕事のことなどが角が立ちにくいでしょう。
「義母の通院に付き添うことになった」「最近シフトが変わって週末勤務が増えた」など、口実を探してみてくださいね。
「お義母さんに、お花を飾ってくれると嬉しいって言われちゃって、フラワーアレンジメントを始めることになったの」
「子供が私の健康のことうるさくて、ジムに入会したの、頑張るね」
「むかし取った杵柄で、知人に頼まれて、自宅で事務作業することになったの」
必要な人間関係なら
今、【仲間外れ】をされている人間関係であっても、未練が残る場合もあるでしょう。
ただ、あなたに必要な人であれば、またいずれ縁がつながります。
必要なら、あらたな縁として、また始まるのです。
つまり、今、不要な【人間関係】に終止符を打つことが、新しい【人間関係】を招いてくれます。
ずるずると不要な関係を続けることはありません。
そう考えて、今、不要なものは、「人間関係」であっても安心して手放しましょう。
「その人間関係を続ける」なら
では、ここからは、「その人間関係を続ける」場合を考えていきます。
その人間関係を「続けたい、もしくは、続ける必要があると思っている」と思ったのであれば、それには理由があるはずです。
「その人間関係」に、いったいどんな魅力があるのでしょう。
「その人間関係」の中でしかできないこと
では質問です。
あなたの気持ちに一番近いのはどれでしょうか。
②好きな人(恋愛じゃなくても)がいるので関わっていきたい
③その人たちから嫌われたくない
①したいこと、すべきことがある(仕事や活動など)
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②好きな人(恋愛じゃなくても)がいるので関わっていきたい
③その人たちから嫌われたくない
の場合は、このまま次の項目にお進みください。
ステップ2【他の人の気持ち】を確かめる
ここまでは、【自分の本当の気持ち】を確かめてきました。
ではここからは【ステップ2】です。
ステップ2
【他の人の気持ち】を確かめる
ここを確認するために、もう少し細かく見ていきましょう。
あなたを【仲間外れ】にしてくる「中心人物」
【仲間】は、全員等しくあなたを【仲間外れ】にしているわけではないはずです。
どんなことにも、「中心人物」はいるものです。
「中心人物」の影響力が強くて、他の人もその人の手前、あなたに冷たく接してしまっているのかもしれません。
一人とは限りません。
次の二者は別の人かもしれません。両方に気をつけましょう。① あなたを積極的に【仲間外れ】にする中心人物② 【仲間」の中で、一番、あなたを【仲間外れに】したいと思っている人
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- ① あなたを積極的に【仲間外れ】にする人これが誰なのかは、わかりやすいはずです。
声に出して嫌味を言ってきたり、無理を押し付けてきたり、無視してきたりしてくるあの人のことです。いわゆる親分肌、姉御肌の人があなたを【仲間外れ】にしているケースなど。気をつけなくてはいけないのは②です。影の中心人物です。② 【仲間」の中で、一番、あなたを【仲間外れに】したいと思っている人この人が誰なのかは、わかりにくいです。
念のため、そんな人がいるかもしれないと注意しておくとよいでしょう。その人があなたを嫌っているので、その人のために「他の人」が、表立ってあなたを【仲間外れ】にしていることがあります。
「中心人物」が把握出来たら
「中心人物」にあたりがついたら、その人以外の人に目を向けます。
なぜなら、あなたを【仲間外れ】にしている「中心人物」に直接働きかけても功を奏さないからです。
「私を仲間外れにするのはやめて」
それが言えるほど、問題は単純ではないはずです。
こんなときこそ急がば回れでいきましょう。
あなたを【仲間外れ】にしている「中心人物」を避けて、その他の人の様子をみるのです。
あなたを大切にしようとしてくれる可能性のある人に目を向けましょう。
そのほうが、はるかにスムーズにうまくいきます。
【仲間外れ】をしてくる「中心人物」以外の人へは
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【仲間外れ】は、ボディーブロウのように効いてくる
なんとなく感じる疎外感は【仲間外れ】の兆候です。
あからさまな【仲間外れ】になっていなくても、できるだけ早めに対処することが大切です。
【仲間外れ】は、一撃でノックダウンされることは少ないので、やり過ごせるように思うかもしれません。
けれど実際にはボディーブローと同じで、じわじわと効いてきて、確実に気力を奪っていくのです。
大切な自分のために、できるだけ早めに手を打ってあげましょう。
まとめ
【仲間外れ対処法】は次の2つのステップから始めましょう
ステップ1
【自分の本当の気持ち】を確かめる
ステップ2
【他の人の気持ち】を確かめる
ステップ2「【他の人の】気持ちを確かめる」の詳細
でもその「縁」に執着することは、誰のためにもなりません。
必要な「縁」は必ず与えられます。
ずるずると放置せず、早めに手を打ちましょう。
誰かの我慢の上に成り立つ人間関係は、誰にとってもプラスになりません。
自分自身を幸せにできる人が増えることが、人を幸せにする人を増やすことにつながっていくでしょう。
ふとした時に感じる疎外感。自分だけ「のけ者」にされる感覚。そんな【仲間外れ】にあっても、その顔ぶれを簡単には変えられないときはあるものです。顔ぶれを変えるためには、転職や転校、転居を伴うしかない場合などです。[…]
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【仕事の経歴】人材育成コンサルタント・産業カウンセラー・ローカル局ニュースキャスター・ナレーター(恩師|お茶の水博士・ベルクカッツェ)・女性組織創設運営・CMプランナー。
【暮らしの経歴】認知症や身障等の家族(計5人)との暮らし・シングルマザー・生家倒産・地方暮らし・本家長男の嫁・議員の後添え・夫の議員引退を機に、故郷の雪国から子や孫のいる関東に転居。