それはとても辛いことです。
こんな方に
- 生きる理由が見いだせない
- 自分には何の価値も無くて空しい
- 消えてしまいたいと思うことがある
目次はクリックしてご覧いただけます。
なぜ生きていくのか
人はなぜ生きていくのでしょうか。
そのこたえは、とてもシンプルです。
では、いったいどこに
その幸せがあるというのでしょう。
幸せはどんなときに感じるのか
まずは、科学的にも
わかっていることからお伝えします。
そういえば子どもの頃、
文字が書けるようになったら嬉しかった
ブランコがこげるようになって自信がついた
そんな記憶は
誰にでもあると思います。
新しいことをするたびに
新しい人に出会うたびに
新しいできごとがあるたびに
新しい発見があるたびに
どこか心が弾んだものです。
知る
体験する
わかるようになる
できるようになることに
幸せを感じた日々は
思い出の中には
たくさんあったはずなのです。
なぜ幸せを感じなくなったのか
成長するにつれ
そうしたことで
心が満たされることは少なくなりました。
上には上がいる
他の人はもっとできる、恵まれている
けれど自分には、
できないこと
知らないこと
チャンスがあるとは思えないこと
世の中には
そんなことのほうが
たくさんあると、
わかってきたからです。
そういえるかもしれません。
想像してみてください
さて、突然ですが、
想像してみていただけますか。
これから、とある人の
成績表をご覧いただきます。
それぞれの評価は、
10点が満点です。
その成績表の持ち主は、
どんな人物なのかと、
イメージしてみてくださいね。
評価基準は無数にあるのですが
ここではいくつか選んで
ご覧いただきましょう。
勉強ができるか | 2 |
社交性はあるか | 8 |
優しいかどうか | 6 |
整理整頓が上手か | 1 |
食べる楽しみを知っているか | 8 |
謙虚さはあるか | 2 |
愛嬌があるか | 10 |
ダンスは上手か | 7 |
自己主張は強いか | 9 |
審美眼があるか | 7 |
コツコツ努力しているか | 3 |
はい、それでは答え合わせです。
成績表の人は、
「前世で、裕福なお姫様だった人です!」
どうでしょう。
お姫様の過去世を持つ彼女は
社交的で、グルメで
ダンスが得意で、審美眼がある。
社交性はあるか | 8 |
食べる楽しみを知っているか | 8 |
ダンスは上手か | 7 |
審美眼があるか | 7 |
整理整頓なんて
侍女がしてたんでしょう、
散らかし放題です。
整理整頓が上手か | 1 |
お勉強は苦手で
謙虚さに乏しく
自己主張ばっかり。
勉強ができるか | 2 |
謙虚さはあるか | 2 |
自己主張は強いか | 9 |
なのに、なぜか憎めない。
愛嬌があるか | 10 |
そんなお姫様。
ただ、この元お姫様
現代社会では
なかなか生きづらそうですね。
「愛嬌で乗り切ってがんばれ~!」
と、エールを送りたくなります。
何をお伝えしたかったかといえば
現代社会の評価基準だけで
自分を決めつけてはいけないということです。
過去世で、民衆を魅了していたお姫様が
今世は、一民衆としての修行をしている、
そういうことがいくらでもあるのです。
人との比較でわかること
ここで、提案です。
これからは、こう考えてみませんか。
自分はどのあたりにいるのか、
それを知るために
他の人と比較してみる。
まるで地図を見るように。
先ほどの成績表では
「元お姫様は、他の人と比べたら、この程度」
ということで点数が付いていました。
他の人と比較することで
元お姫様は、今世、
お勉強は苦手なんだな、とか
整理整頓は最低レベルだな、とか
そういうことがわかるわけです。
あれもできない、これもできない
と自分を責めるために
他の人と比較することはありません。
ただ単に
「なるほど、ここにいるのか」
と、自分の位置を確かめるために行うのです。
そう、地図を見るように。
現代は現代、未来は未来
人を評価するための基準は無数にあって
しかも時代や社会と共に
移り変わるものも多いのです。
元お姫様は、
お姫様業界ではすばらしかったのに
現代社会では
きっとお苦しみになっていると思いませんか。
元お姫様だった前世の輝きは
現代社会では評価されにくいことでしょう。
でも、来世、違う未来社会で
また脚光を浴びることになるかもしれません。
今世の苦労が、いつか実って
元お姫様の魅力に
更に深みが加わることになるからです。
だとしたら、
私たちはどうしましょう?
私たちの本質は、魂
私たちは、
何度も何度も生まれ変わってきており、
過去にも未来にも、
今とは違う人生があると
見聞きしたことはおありかと思います。
私達は、そうして何度も生まれ変わる中で
自分のあらゆる可能性を広げているのです。
「他人と比べるという地図」で
自分の位置を確認したら
とわかるはずです。
今世だけのはかない幸せよりも
来世にも、来来世にもすたれることがない
本物の幸せのために
魂に、さまざまな
磨きをかけ続けることができるのです。
となると、私たちには
魂レベルの幸せをつくりだしていくチャンスが
無限にいっぱいあるということです。
ただ「今世」、
その幸せが完結するとは限りません。
いつかあの世に旅立ってからも
「来世」生まれ変わってからも
私たちの魂が続くことを踏まえて
本当の幸せが作られていくように
天の摂理ができているからです。
いやー、もう、幸せになり放題!
あっちにもこっちにも進み放題!
伸びしろは、無限に広がっている!
そう思えてきませんか?
・・・今は、無理してでも
ちょっとだけ、そう思ってみてくださいね。
私たちは地図を見ながらチャレンジしている
自分を他人と比較するとき
もつべき視点は、こうなります。
ですから、
すっごいチャレンジだと思いませんか?
ときどき自暴自棄になったり
黒い自分が頭をもたげてきたりで
前ではなく後ろに進んでいたり
地下深くに沈んでいくこともあるでしょう。
苦しい時は
存分にもがいて
存分に怠けて
存分に失敗してもいいんです。
なぜなら、それは私たちの魂にとって
新しい発見
だからです。
書けなかった文字が書けたときの喜び
こげなかったブランコをこげたときの感動、
こうした小さな幸せは
最初からあったのではなく
何度もチャレンジし、
失敗して得たものだったことでしょう。
だから幸せを感じた。
そのことをどうぞ思い出してみてください。
なぜ苦しくても生きていくのか、何のために生きていくのか
苦しいのは、あなたがあえて
自分の難題にチャレンジしているからです。
みんながたやすくできることでも
自分には命をすり減らすほどの難題。
そういうこともあるでしょう。
元お姫様は、
美味しい料理を楽しむことは
大得意だけど
整理整頓ができない汚部屋で、
うずくまっているかもしれません。
だって過去世では
侍女がしてくれたことなので
まったく身についていないのです。
でも苦しんだ分、
まちがいなく成長し、
前に進んでいく日が訪れるでしょう。
その手ごたえは、
今世つかめるかもしれないし
来世に持ち越しかもしれません。
ただ努力はひとかけらも無駄にはなりません。
私たちは、幸せになるために生きています。
魂が、その幸せを得るために
生きている、頑張っているのです。
自分が成長するための
自分が前に進むための
チャンスだったと、
わかる日が必ず来ます。過去世、今世、来世の中で、
必ず幸せが広がっていくのです。
これが私たちの、魂としての真実なのです。
まとめ
私たちの魂は、
成長し、前に進んでいくところに、
無限の幸せを
生み出していくことができるのです。
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