今回のお悩みはこちらです。
健康のために運動したほうがいいのはわかってます。
でも、今さらスポーツクラブやジムに行くのは少し不安。
運動好きな人ばかりだったらどうしよう。
場違いだったら恥ずかしいし、続けられるかも心配。
こうした不安を感じる人は、実はとても多いのです。
スポーツクラブやジムの広告で見かけるのは、「はつらつとした若い人たち」。
年齢を重ねた今、自分にはハードルが高そうな気がして、なんだか気後れしますよね。
「おばちゃんが多い」「シニアも来ている」「苦手でも大丈夫」と聞かされても、果たして自分に合うかどうか。
ついつい迷って先送り――。
でも、最近は、ちょっと見方を変えたほうがよさそうです。
スポーツクラブやフィットネスクラブでも、気軽なジムエリアが増えています。
一昔前は男性しかいないイメージでしたが、今はずいぶん変わりました。
しかも、“運動が得意な人だけの場所”ではなさそうです。
思っているよりも、日常の延長として通っている人が多いのです。
今回は、運動に縁遠かった人でも無理なく続けられる理由を、よく聞く声や体験をもとにお伝えしていきます。
運動が得意ではない人、むしろ少し不安を感じている人ほど、読んでいただきたい内容です。
- 記事内容について(クリックで開きます)
- 本ブログ「シアワセの素」は、これまで筆者・やまべちかこに寄せられてきた人生相談や人間関係の悩みをもとに、心の整え方や生き方のヒントをお届けしています。
筆者は、人材教育コンサルタント、女性ネットワーク組織代表、ニュースキャスター、議員の妻、家族介護の経験者として、多様な立場から人間心理と向き合ってきました。
心理学的な視点と実体験を基盤に、現実に根ざしたスピリチュアルな考察を交えながら、40代・50代女性が感じやすい心の揺れをひとつの軸に、人生後半をどう生きるかという普遍的なテーマも取り上げています。
掲載事例は、個人が特定されないよう再構成・編集を行っています。
ジムに行く前の不安は、ほとんどの中高年が感じています
「何を着ればいいの?」
「人疲れしそうで、それも不安」
「そもそも続かなかったらどうしよう」
実はこれ、とても多い不安です。
特に、これまで運動があまり好きではなかった人ほど、スポーツウェアを着ること自体に抵抗を感じたり、「自分がそこにいていいのだろうか」と思ってしまうことがあります。
けれど、迷いながらも見学に行ってみると、想像と違う景色が広がっていることも少なくありません。
実際にジムに行ってみると、想像と違うことも多い
実際のジムでは、意外なほど中高年以上の利用者が多いことがあります。
考えてみれば、健康への関心が高く、継続して通う層がいるからこそ、ジムの経営も成り立っているのでしょう。
ウェアも、おしゃれで機能的なトレーニングウェアばかりかと思えば、実は、普段着のようなTシャツやスウェット姿の人はいくらでもいます。
静かに体を動かしているだけで、誰かを気にしている様子はあまり見られません。
「思っていたより普通の場所だった」
そんな感想を持つ人は、実は少なくないのです。
最初は10分もできなかった|それでもジム通いが続いた理由
ジムに通い始めた人の中には、最初は10分もできなかったという話もあります。
体力が落ちていると、自分でも驚くほどすぐ疲れてしまうものです。
標準の重さでトレーニングできなかったり、周りと比べてしまったりすることもあるかもしれません。
でも、「1,2分しかできなかったらどうしよう」という心配など、杞憂だったとすぐにわかります。
なぜなら、いかにもスポーツが得意そうな人でも、ほんの数分のトレーニングを、マシンを転々としながら行っている人も少なくないからです。
ですから、「私は私のできることだけでいい」と最初から決めてしまうと、気持ちはずっと楽になります。
無理をして筋肉痛になるほど頑張るよりも、「今日はここまで」と線を引くほうが続きやすいという声は多いものです。
ジム通いが続いている人の工夫
また、続いている人にはちょっとした工夫があります。
たとえば、ウェアをパターン化してしまうこと。
あれこれコーディネートなど考えない。
施設は暖房がきいていることが多いので、半袖Tシャツにズボン、年中それだけで通しているという人もいます。
さらに言えば、自宅から通う人や、車移動の場合は、ジムまでの往復の服装もパターン化しているという話も聞きます。
中には、ジムで着るウェアを着てジムに出かけ、そのまま帰ってくる人もいるくらい。
ウェアを毎回迷わないだけで、ジム通いのハードルはぐっと下がります。
そしてもうひとつ大きいのは、ジム選びで“近さ”を優先すること。
設備の豪華さより、多少地味でも通いやすい距離にあること。
ノーメイクでも気軽に行けるくらいの場所だと、続く可能性は高くなります。
ジムでの人間関係が不安? 心理的にほどよい距離感
ジムに通う目的は、人によってさまざまでしょう。
仲間づくりを楽しみにしている人もいれば、誰とも深く関わらず、自分の時間として通いたい人もいます。
実際には、黙々とトレーニングしている人も多く、必要以上に会話をしなくても浮いてしまうことはほとんどありません。
イヤホンをつけている人が多いのも、そのひとつのサインでしょう。
「今は自分の時間です」という雰囲気が自然に伝わります。
挨拶だけは気持ちよく交わす。
そのくらいの距離感で、心地よく過ごしている人のほうが大半かもしれません。
誰かとつながるためではなく、自分と向き合う時間としてジムを選ぶ人は少なくないのです。
体を動かすと、頭と心も整っていく|ジムの意外な効用
無理をせず、ただ続けることを意識していると、少しずつ変化が現れます。
体が軽くなったり疲れにくくなるのはもちろんですが、それ以上に「考えがまとまりやすくなった」と感じる人もいるようです。
体を整えることは、脳にもよいと言われています。
また、頭の中を整理することにもつながります。
インドア派で、考えごとや空想が好きなタイプの人ほど、体を少し動かすことで、思考に変化が出ることを感じやすいようです。
頑張るためではなく、自分を整えるために通う。
そんな関わり方は、人生の後半にはむしろふさわしいと言えるのではないでしょうか。
まとめ|ジムは中高年からでも運動嫌いでも大丈夫
ジムに行くことに不安を感じるのは、とても自然なこと。
トレーニングのレベルや、ウェア、人間関係など、それぞれは小さな不安のようですが、重なると意外とハードルが高く感じられるものです。
ただ、体力を維持したい、体調を整えたいと感じるお年頃になったなら、一度は、具体的に考えてみる価値はありそうです。
無理のないトレーニングで、無理のない時間で、それぞれの人が自分のペースで続けられるよう、ジムの運営側も気を配っていることが多いのです。
もし迷っているなら、まずは見学に行ってみるのはおすすめです。
思っていたよりもずっと気楽に通えそうだとわかるかもしれません。
「いまさら」ではなく、「今だからこそ」、自分のためにできる小さな一歩があるのだと思います。
体を動かすことは、頑張るためではなく、これからの自分と心地よく付き合っていくための時間。
人生の後半は、何かを目指して頑張るよりも、自分を少しずつ整えていく。
これが、きっと、毎日の景色を少しずつ豊かに変えてくれるはずです。
体を整えることは、心の余裕にもつながります。
\自分との付き合い方については、こちらも/
\筆者のワタクシゴトを綴ったブログ/