ゆっくりお風呂に入るのが好きな方、女性には特に多いですね。お湯に長く浸かることは、体を清潔に保つことにとどまらない、様々な魅力があるからでしょう。
ただし長風呂には、メリットとデメリットもありますので、それを踏まえて楽しみたいものです。
この記事では、「長風呂とは何か?」という基本的な疑問をはじめ、お風呂の適温や長風呂がもたらす健康上のプラス効果などもとりあげます。
内容
- 長風呂を好む人の心理的特徴
- 長風呂のメリットとデメリット
- 長風呂でやせるのか
- 脱水や頭痛の原因について
基本情報|お風呂が長い人の心理的特徴
そもそも長風呂とは?
長風呂とは、長湯の事。
一般的に20分以上お湯に浸かることを指しています。
とはいえ、「長い」と感じる時間の感覚は個人によって大きく異なりますよね。
入浴効果そのものは、40度のお湯に10分程度入っていれば得られるそう。
でも実際には、バスタブに20分から30分、場合によってはそれ以上長く浸かっている方も珍しくありません。
お湯に浸かっていない時間も含めると、30分程度はバスルームにいると言う方が多いので、逆に、30分以上過ごす場合は、どうやら「長風呂」になるようです。
中には1時間、2時間と過ごす方もいますよね。
お風呂に長く入る人は、単に体を清潔にしているのではなく、温かいお湯の中でリラックスすることが目的になっているからでしょう。
ただ、脱水症状を招かないために、水分補給には気を付けてくださいね。
長風呂を好む心理的特徴とは?
お風呂に長く入る人の心理的特徴を探ってみると、どうやらこんな気持ちが強いことが言えそうです。
ストレスの軽減や深いリラクゼーションを求める気持ちです。
実際、長風呂を好む人は、自分の感情を自らコントロールすることにも関心があり、心理的な安定を重視する人が多いのです。
また、精神的なことだけではなく、自分自身の感覚、つまり、臭いや触り心地、聞こえてくる音、見えるものの美しさなどを大切にする傾向もあるため、お気に入りの入浴剤を使ったり、アロマをたいたりするなど、様々な工夫をすることも上手です。
音楽を流したり、本を読んだり、瞑想をしたりと、バスタイムを特別な時間にすることを楽しんでいるのです。
こうして、自分の心と体の両方に、優しい時間を与えることって本当に大切なことですよね。
ゆったりとお湯に浸かることで、日々のストレスを解消し、心の平和を取り戻すための手段として、バスタイムが有効なことは、心理学的にも説明されています。
お湯に浸かっている時間は、日常の騒音や、他の人からの様々な働きかけから離れて、一人になる空間と時間ができるのです。
長風呂で自分自身と向き合い、深いリラクゼーションを得ることができるのですから、バスタイムを楽しみにしている人は多いのです。
長風呂のメリットとデメリット|お風呂が長い人の心理的特徴
血流がよくなる|メリット
長時間のお風呂には、体温をゆっくりと上昇させ、心と体のリラクゼーションをもたらす効果があります。
血流が改善され、全身の筋肉の緊張が和らぎ、疲労感が軽減されます。
また、自律神経が整い、副交感神経が活発になるため、より深く落ち着いた状態になりやすいのです。
半身浴のポイント|冷え対策
長湯をする人には、半身浴をする方も多いでしょう。
肩までお湯に浸かる全身浴と違い、水圧などの負担も少なく、心臓に不安のある方や、読書などをして長くお風呂に入っていたい方にはおすすめです。
「半身浴は冷える」という人、いらっしゃいませんか?
その場合は、上半身を濡らしてしまっていないか疑ってみてください。
いったん肩までお湯に浸かると、全身が濡れてしまい、濡れた体をお湯から出しておくと次第に冷えてくるのです。
半身浴をすると決めたら、上半身を決して濡らさないようにしてみてください。
十分に半身浴ができてたら、肩までお湯に浸かるとよいでしょう。
これで半身浴の冷えが改善されます。
それでも冷えを感じる時は、乾いたタオルを肩にかけるとよいですね。
くれぐれも濡れたタオルをかけないようにお気を付けください。
長風呂による睡眠の質の向上|メリット
長風呂が睡眠の質に与えるポジティブな影響も魅力です。
温かいお湯にゆっくり浸かることにより、リラックス効果が得られ、心身が落ち着きますが、この状態は、より深い睡眠へと導くため、睡眠の質が向上するとされています。
血行が良くなることで体中の細胞に酸素と栄養が効率よく運ばれ、これも健康維持につながります。
長風呂は、心だけでなく体にも多くのメリットをもたらし、日々の健康促進に役立つのです。
長風呂はやせるのか、痩身効果の真実
長風呂がダイエットに効果的とされることがありますが、どうやら誤解と言えそうです。
お風呂での痩身効果は、主に体温の上昇に伴う代謝の一時的な活性化と、それによる水分の排出によるもの。
このため、お風呂から出た後に水分を補給すれば、体重はすぐに元に戻ってしまいます。
お風呂に、痩身効果を期待することはおすすめできません。逆に心身に無理が来そうです。
長風呂が引き起こす頭痛の原因|デメリット
長風呂が頭痛の原因となることがありますが、その理由は主に二つあります。
一つ目の理由は、高温での長時間浴が体内の水分を過剰に奪い、脱水状態を引き起こすためです。
脱水は血液の粘度を高め、頭部への血流を不安定にさせることがあり、これが頭痛を誘発します。
また、脱水状態は血圧の低下を引き起こすこともあり、これも頭痛の一因となることがあります。
もう一つの理由は、温度が高すぎる環境に長時間さらされることで、体の熱調節機能が正常に働かなくなり、血管が拡張します。
特に頭部の血管が拡張すると、頭部の血流が急激に増加し、これが頭痛を引き起こす原因となるのです。
この現象は、気圧の変化に敏感で天気が悪くなると頭痛がする人との共通点があるんです。
気圧が低下すると、体内の圧力バランスが変わり、同様に頭部の血流に影響を与えるためです。
もし日頃から天気の変化で頭痛を感じる人は、長風呂は控えめに、を心がけてくださいね。
お湯の温度が高くなり過ぎないように気を付け、適度な湿度を保ちながらリラックスできる環境を作ることで、頭痛のリスクを軽減できます。
また、長風呂後の水分補給も頭痛防止に役立ちます。
長風呂好きな方の中には、2時間、3時間と入る方がいますが、その場合はあらかじめバスルームに水分を持ち込むなど、十分な配慮をなさってください。
リスクと注意点|デメリット
これまでご説明してきたように、まず、長時間高温のお風呂に浸かることで、脱水症状を引き起こす恐れがあるので十分に注しましょう。
脱水は、体内の水分が不足することで血流が悪くなり、低血圧やめまいを引き起こす原因となることもあります。
さらに、心臓への負担も増大します。
特に、心臓疾患を持つ人にとっては、これが致命的な問題となる可能性があるため、長時間の入浴は避けたほうがよいでしょう。
また、肌への影響も見逃せません。
長時間お湯に浸かることで、肌の自然な油分が洗い流され、皮膚のバリア機能が低下します。
乾燥やかゆみなど、敏感肌の人にとっては皮膚トラブルの原因となります。
お風呂の適温
お風呂の適温については、一般的に38度から40度が推奨されています。
人間の正常な体温は約36~37度のため、その体温をわずかに上昇させる38度から40度のお湯は、体が無理なく自然とリラックス状態になりやすいのです。
一方で、42度以上となる熱いお風呂に浸かっていると、交感神経のほうが活発になり、リラックスモードにはなりません。かえって頭がさえてきますのでお気を付けください。
【まとめ】お風呂が長い人の特徴と心理|メリットとデメリット
長風呂は単なるリラクゼーションの時間を超えて、心理的な安定と肉体的な健康をもたらします。
ただ、そのメリットを最大限に活かすためには、適温の維持や水分補給といった適切な注意が必要ですね。
お風呂の時間を利用した自分自身への優しい時間のプレゼント、今夜あたり、いかがでしょう。
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