今までうまくいっていた人間関係に、違和感を感じるようになる。
大切な友人や、共に汗を流した仕事仲間との間ですら、そうした違和感は生じます。
なぜ波長が合わなくなってしまうのか、スピリチュアルな観点からご説明します。
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【人間関係】波長が合わなくなる4つの理由
うまくいっていた波長が、合わなくなってしまう主な原因は、次の4つです。
① 自分が成長している
② 自分が後退している
③ まわりの成長に自分が追い付かない
④ 方向性が違ってきた
① 自分が成長している
私たちは、今、していることにとどまらず、もっともっと高みを目指したい、チャレンジしてみたいという、意欲がわいてくることがあります。
自分では上昇志向という感じがなく、体の内側からワクワク感が溢れているだけと感じるかもしれません。
ワクワクではなく、ざわざわ、あるいはそわそわ、のほうがフィットする人もいらっしゃるでしょう。
もし自分の中に、今までとは違うものを感じたら、それは、あなたが、これから成長していく兆しかもしれません。
私たちは「自分が成長している」という、確かな手ごたえをつかんでから、動きたくなるのではありません。
実際には、それより前に、自分の中に、エネルギーの高まりを感じるのです。
波長が合わなくなったのは、あなたが悪いわけでも、周りが悪いわけでもありません。
あなたの成長のために、そこから離れるタイミングが来たと言うことです。
自分が成長しているときは、妬みに注意
自分が成長している時、気をつけなくてはいけないことがあります。
それは負のエネルギーに満ちた人への対応です。
彼らは、そんなあなたに敏感です。
どこか妬ましいあなたのことが、なんとなく面白くなくて、あなたをバッシングしてくることがあります。
特に身に覚えが無いのに、仲間外れにされたり、からかわれたりしたら、こう考えてみてください。
あなた自身は、何も自慢できるものが無いと思っていても、です。
あなたが、仲間の波動より高いので、低い方から見たらうっとうしいのです。
そうであるなら、その人間関係は、もう卒業しましょう。
ぐずぐずとためらっていると、追い出されるかのように、深刻な仲間外れになっていくこともあります。
そうならないうちに離れたほうがよいでしょう。
今まで仲良くしてくれた仲間ですもの。
彼らにそれ以上の「悪行」をさせてはいけません。
あなたの存在が面白くないばっかりに、妬みという悪想念が、生まれてしまったのです。
残念なことではありますが、人はそれぞれ自分に合ったステージで、自分のペースで成長していくことが一番です。
あなたは、あなたを成長させるための「新しいステージ」に、一歩を踏み出しましょう。
\参考情報はクリックしてご覧ください/
【職場や友達】人間関係で疎外感を感じたら最初に確認したい2つのステップ【仲間外れ対処法】
② 自分が後退している
逆に、十分気をつけなくてはならないのは、自分が負のエネルギーに偏ってしまっている場合です。
あなたの心の中で、無意識につぶやいていることが、マイナスに傾いていませんか。
表向きはつくろえても、心の中にたまった負のエネルギーは、暗く、重く、自分を後退させているのです。
後退していないか確かめる
うまくいかない理由を、人のせい、社会のせい、と考えるようになっていたら、自分が後退していると考えてよいでしょう。
「悪いのは、すべて人のせい、社会のせいだ」としている間は、自分を成長させることは不可能です。自分の落ち度や努力不足を、反省することができない人は、成長ではなく後退するだけになっています。
「あいつがうまくいっているのは運がいいからだ」「なぜ自分だけ運が悪いのだ」「こんな社会だから悪いのだ」「うまくいかないのは国のせいだ」「会社のせいで私はひどい目にあっている」「家族が悪いから苦労するのだ」「どいつもこいつもくだらない」「店員のせいで不愉快だ」
③ まわりの成長に自分が追い付かない
自分がまわりより劣っていると認めることはつらいものです。
でも他の人との比較だけで自分の価値を決めつけていいのでしょうか。
あなたにはあなただけの輝きがあるはずです。
自分が、今、ここに、生きている奇跡に気づく
自分だけの輝きと言われてもピンとこないかもしれません。
そんな時は、なぜ自分が生きているのか、生かされているのか、改めて考えてみませんか。
あなたが今ここに生きているのは、奇跡の連続があったはずです。
人は、何をするにも人の手を借りなくてはできない状態で、生まれ、育ってきます。
あなたは生きているだけで価値がある。
そういう摂理が働いて、あなたが、今、ここにいる、とは思えませんか。
現在の自分を、他者と比較して落ち込んだり焦ったりしてもしかたがありません。
それは「今」はどうしようもない事なのです。
でも「未来」は変えていく事ができます。
一足飛びに他の人より優れるようになりたいと願うのではなく、自分の成長を願いましょう。
④ 単に方向性が違ってきた
わかりやすい例として、スポーツクラブでできた仲間をとりあげましょう。
そもそも運動するために入ったスポーツクラブなのに、いつの間にかランチ会がメインの人間関係になってしまった。
よくある話ではないでしょうか。
そして、今は、それが負担になっている。
何か違うと感じている。
このような場合は、「方向性」が違うのです。
無理をして人間関係を続けることは、やがて誰かの不満になります。
そろそろ潮時と考えて、上手に離れてみましょう。
縁にも、区切りをつけることが大切です。
よい区切りにしたいなら、不満を貯めないうちに、身を引くことが大切です。
【人間関係】はお互いの成長のために
そもそも人間関係に、高い期待を持ちすぎないことが大切です。
「こころから分かり合える」「喜びも悲しみも分かち合える」ことは素晴らしいことですが、そんな人間関係だけを求めていると、つらくなるのは当然でしょう。
一瞬でも「分かり合える」「分かち合える」経験を得たことの方が、稀有なことなのです。
そもそも私たちは、自分が成長していくところに、深い喜びを感じるようにできています。
ですから、こう考えることが大切です。
このことは、是非心に留めておいてくださいね。
何もかもうまく行っているのなら、成長する機会も、真の喜びもないのです。
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