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AIに仕事が奪われる?焦るより「人間らしさ」を活かす準備を始めませんか?【だって人間だもの】

最近、「AIに仕事を奪われる時代がくる」という言葉をあちこちで見かけるようになりました。

ニュース番組でも、SNSでも、働き方の未来についての話題が増えています。

「私の仕事も、もしかしたら機械に取って代わられるのかしら」

「時代の変化についていけないかもしれない…」

そんな不安を感じること、ありませんか?

 

AIに仕事を奪われるかもしれない不安、人間は不要?

私自身も、ときどき心がザワつくことがあります。

AIが得意とする仕事は確実に存在していますよね。

 

たとえば、最近ではファストフード店の注文がタブレットに置き換わったり、企業の採用で履歴書の選別をAIが担ったりと、身近な場面でも変化が見られます。

 

翻訳や経理、ニュース原稿の読み上げなども、すでに一定のレベルでAIが担う時代になっています。

 

それらの仕事には共通して「作業の手順が決まっていて、どこをどう進めても仕上がりが大きくは変わらない」という特徴があります。

 

つまり、判断や工夫があまり求められない仕事ほど、AIの出番が増えていくのです。

 

でもそんなときは、ゆっくりお茶でも飲みながら、こんなふうに考えるようにしています。

 

私たちは「人間」であることそのものが、そもそも特別な価値なのだと。

そして、その人間らしさを活かすことこそが、これからの時代のカギになるのかもしれないと——。

 

コーヒー

AI時代、今からできる備えとは?

Xで、「今からできる備えとは?」として、私が書いたことを引用します。

 

それは、自分自身の心に関心を向けることです。

どんな仕事も、「誰かの求めに応えること」で報酬が生まれるからです。

 

では、人は今、何を求めているのでしょうか。

何に満足し、何に不満を感じるのでしょうか。

 

この感受性を磨くために、まずは自分自身の心を丁寧に観察することが、大切な第一歩です。

 

自分の心が少しずつつかめるようになると、他者の「目には見えないニーズ」や「言葉にならない要望」も、だんだんと感じ取れるようになります。

 

 

そしてこの、「モヤモヤとしたニーズやウォンツをすくい上げる力」は、AIには難しい領域です。

AIは、指示が明確で、目的が定まっているタスクに対して最大の力を発揮します。

 

一方で、人の心の微妙な揺らぎや、変化の兆しを敏感に察知する力は、人間に軍配が上がるのです。

 

AIは過去のデータをもとに予測を行いますが、「いま、ここ」で起きる新しい変化に対する感応力

――つまり、私たち人間だけが持つ特別なこの力を磨かない手はありません。

 

 

「感じる力」はAIにはないけれど

こうして、考えてみると、「私たちにしかできないこと」は、たくさんあることに気づきます。

 

たとえば、誰かの言葉にふと違和感を覚えたとき。

あるいは、道ばたの小さな花に季節の移ろいを感じたとき。

 

それって、感受性がちゃんと働いている証拠ですよね。

 

AIは情報を処理したり、最適化したりするのは得意です。

 

でも、言葉にならない空気を察することや、「なんとなくイヤな感じ」を読み取るような感覚的なことは、まだまだ人間の領域です。

 

「そんなの役に立たない」と思っていた自分の感覚こそが、実はこれからの社会でこそ光る力なのかもしれません。

 

特別な資格も、難しい技術もいらない。

 

日々の暮らしの中で、人の気持ちに寄り添い、変化に気づく。

 

その力が、AI時代の私たちの「強み」になるのではないでしょうか。

AI時代にこそ必要な、人としての生き方

AIが進化すればするほど、人が「感じること」「思うこと」「考えること」の価値は高まっていくと思うのです。

 

たとえば、職場で誰かの表情に気づき、「何かあったのかな?」と声をかける。

天気のいい休日に「少し遠出をしようかな」と思い立つ。

星空を見上げながら、「いつか宇宙旅行に行けたら…」なんて空想する。

 

こんな風に、未来に想いを馳せたり、ちょっとした違和感を大切にしたり。

そういう柔らかな感性こそ、AIには真似できないものだと思います。

 

AIは、「明日なにしようかな」「私はこう生きたい」なんて考えません。

 

でも私たちは、そうやって未来を思い描くことができる。

それって、すごいことだと思いませんか?

 

まとめ:AI時代は人間にしかできないことの価値が高まる!

AIができることは、確かにどんどん増えています。

でも、だからといって「人間が不要になる」なんてことはありません。

 

むしろ、これからの時代だからこそ、私たち人間にしかできないことが、もっと大切になっていくと思うのです。

 

感情に寄り添う力。

心の微妙な揺れを感じ取る力。

未来の“兆し”を察知する直感。

 

どれもこれも、AIには代われない、人間ならではの才能です。

 

私たちはとかく不安にばかり目を向けがち。

 

でも、私たちの中にすでにある「心の力」を、もう一度信じてみませんか。

 

だって、私たちは人間だもの。

私たちは「人間」であることそのものが、そもそも特別な価値なのだと。

 

そのこと自体が、きっと大きな希望になるはずです。

 


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