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【見透かされるとは?意味と意義】心を見透かされる気がする理由

日常で感じる「見透かされる」という感覚。

そのとき私たちは、
ちょっとした不安や苛立ちを覚えます。

それはなぜなのでしょう。

心理学とスピリチュアルの
二つの観点からとりあげています。

内容

  1. 「見透かされる」意味と使い方
  2. 見透かされると居心地が悪い?
  3. 恋愛では見透かされてる?
  4. 心は誰に見透かされているのか
  5. 見透かされるという感覚をプラスに

見透かされるとは?使い方【意味と例文】

そもそも「見透かされる」って
どういう意味でしょうか?

簡単に言うと、他の人に
自分の気持ちや考えがバレちゃうことです。

まずは、いくつかの例文を使って
「見透かされる」の使い方を見てみましょう。

女友達に見透かされる

 

友達との会話で

友達:
「なんだか元気なさそー、どうしたの?」

あなた:
「え? …あなたには見透かされちゃったな。実は彼から連絡が無くて。」

 

家族とのやり取りで

お母さん:
「あら? いつもより帰宅、早くない?」

あなた:
「うん、ちょっとね。お母さんってすぐ見透かすからなあ。大丈夫だからね。」

 

たとえば、何か隠していることがあって、
それを誰かに見抜かれると、
ドキッとしますよね。

見透かされる心理

自分の本当の気持ちや考えが見透かされると
なんだか居心地が悪いものです。

自分を理解してくれる友人や家族に対しても
放っておいてほしいと
感じることもあるでしょう。

 

心理学では、これを
「自己開示の恐れ」と言います。

 

どうして私たちは、
自分の本当の気持ちが
知られるのを怖がるのでしょうか?

それは、他の人に評価されたり、
嫌われたりするのが怖いからです。

そして、この恐れは
「自己受容」が
できていないことにもつながっています。

自己受容とは、
自分のありのままを受け入れることです。

自分を受け入れることができれば、
他の人に見透かされても、
そんなに怖くないことなのです。

…なかなか難しいことですけどね。

次は、恋愛面でも考えてみます。

【好きな人には見透かされてる?】なぜ恋愛ではそう感じるのか

恋愛中、好きな人に
自分の気持ちが
見透かされていると感じたこと、
きっとどなたにもありますよね。

どうして私たちは恋愛のとき、
特にそう感じるのでしょうか?

まず、恋愛の感情はとても強くて
心の中で大きな部分を占めるので、
普段以上に敏感になりますもん。

好きな人に自分の気持ちを隠そうとすると、
その分だけ
相手のちょっとした反応にも
過敏になってしまうんです。

女性心のような花

また、恋愛では
自分のことをもっと知ってほしい、
理解してほしいと思う一方で、

自分の弱みや不安を知られるのが怖い、
という気持ちも強くなります。

この矛盾した気持ちが、
相手に見透かされていると
感じさせる原因になるのです。

 

恋愛における
この「見透かされる」という感覚は、

私たちが
相手をどれほど大切に思っているか、

そして自分自身のことを
どれほど意識しているかがよくわかります。

恋愛のエネルギーって
本当にとっても強いのでしょう。

 

ところで、次は、
ちょっと違う視点で考えてみます。

私たちは「他者」に「見透かされる」よりも
ずっと恐れているものがあるのです。

心を見透かされる気がする

私たちが本当に恐れているのは、
「他の人」に見透かされることではなく、
自分自身の「良心」に
見透かされることではないでしょうか。

私たちは、
自分に嘘をついたり、
ごまかしたりすることができません。

 

欠点や弱みがあることそのものよりも
それを隠そうとするときに、
心の中でチクチク痛むのを感じるのです。

例えば、こんなことです。

 

友達との会話で

友達:
「最近、なんだか疲れてる?」

あなた:
「ううん、そんなことないよ。
毎日楽しいよ。」

(本当は、借金を抱えて悩んでいる)

 

こんなとき、
本当のことを言ったら、
「なんでそんな借金をしたのか」と思われて
非難されたり
見下されたりするのではないかと
恐れているのです。

心の中で
「本当のことは言いたくない。
自分の本当の価値がバレそうだ」

と思っているのに
一方で

こんなことを隠してていいんだろうかと
不安や焦燥感にかられます。

あたかも
「バレないようにしている自分」と
「ありのままを認めたい自分」が
せめぎ合っているかのようです。

 

本当は、私たちの良心が、
いつも私たちに
正直であることを求めているのでしょう。

だからこそ、チクチク痛むのです。

見透かされるのは自分だけじゃない

自分自身の良心に見透かされることで、
私たちはより良い自分を
目指すことができます。

 

誰に教わったわけでもないのに

「本当はどうすることが善なのか」

は、なんとなくわかることが多いことは
誰もが感じている事でしょう。

 

この「良心」は、
私たちが生まれつき持っているものであり、
天から
与えられたものなのではないでしょうか。

天国を連想させる花々

良心に照らし合わせて生きていく

これがちゃんとできれば
どんなにか心が軽くなることでしょう。

 

ただ、現実はなかなかそうもいかなくて
腹を立てたり、疑ったり、
ごまかしたり、見栄を張ったり。

心、ころころとはよく言ったものです。

でも、自分の中の良心は
ふとしたときに

「それでいいの?」
「あれでよかったの?」

と見透かしてくるのです。

 

つまり、私たちの心は

ころころ変わる「自我としての自分」と

宇宙や神仏のような
「大きな存在とつながる自分」とが

同時に内在しているのかもしれません。

 

だから

「天はみている」
「天に見透かされている」

という気がするのでしょう。

見透かされるという感覚をプラスに

天に心が見透かされることは、
不安や恐れを感じさせるかもしれません。

 

なにやらバチが当たりそうだからです。

でもご安心を。

 

それが神仏や宇宙のような
大きな存在によるものであれば、

私たちだけを
「見透かしている」
わけではないからです。

ニュースで取りざたされているあの犯人の心も
人をおとしめるのが得意なあの人の心も
当然、見透かされているのです。

 

どうせ見透かされているなら
さっさと認めて
「ありのままの自分」でいられるよう
早めに心を調律していくほうが
きっと気持ちのいい人生が送れるはずです。

 

心の中も、
不用品整理や
汚れ落としが大切です。

そうそう、
ゴミ屋敷になる前に、です。

 

自分自身の内面を見つめ、
真実に向き合うことは
勇気がいりますが

必ず幸せにつながる道につながっています。

 

 


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\本記事のまとめはこの下に/

「見透かされる」意味と意義【まとめ】

「見透かされる」とは、自分の気持ちや考えがバレること
「見透かされる」ことへの不安は自己開示の恐れから来る
自己受容ができれば他者に見透かされることを恐れなくなる
恋愛では特に見透かされているような気がする
本当に恐れているのは他者ではなく自分自身の良心
良心が正直であることを求めるため心が痛む
良心に従うことでより良い自分を目指せる
天や神仏に心が見透かされることを受け入れる生き方は幸せにつながっている

私たちの心は、
常に自分自身の良心と向き合っています。

見透かされることを恐れるのは、
他人に対してだけではなく、
自分自身に対して正直でありたいという
気持ちからくるのです。

天から与えられた良心を
大切にして日々を過ごしたいものですね。