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結婚をメリットだらけにする秘訣!「結婚しないほうがいい」「リスク高すぎ」という声の検証も

結婚生活のメリットやデメリットとは何なのか、どうすればメリットだらけにできるのか。これから結婚する方にとっても、既婚者にとっても大きなテーマです。

「独身の方がメリットだらけ」
「結婚しない方がいい」
「結婚はリスクが高すぎる」
などと言った声がありますが、本当でしょうか。

これらの声を検証しながら、結婚生活をメリットだらけにするヒントを探ります。

内容

  1. 結婚がもたらすものとは
  2. 「私たち」という感覚の効果
  3. 日常の小さな幸せの大切さ
  4. デメリットをポジティブに変える方法

※ 本記事は、別のサイトで掲載していたものをリライトし再掲載しています。

目次はクリックで開きます。

結婚をメリットだらけにする秘訣

結婚に対して「メリットがない」「リスクが高すぎる」と感じるのは、一面だけをネガティブに捉えているのかもしれません。

例えば、ダイエット中の人にとって「食べると太る」というのは重要な事実かもしれませんが、「食べると楽しい」という側面もあり、何よりも「食べるから生きている」というのも真実なのです。

食べる価値

ですから、物事は見方次第であり、工夫次第で結婚生活をメリットだらけにすることは可能なはずです。

 

YURI
もしかしたら、離婚反対派でしたっけ?
chikako
いいえ、むしろ不幸な結婚生活を続ける事には反対です。離婚に関する記事も、下の方でご紹介しています。

結婚はデメリットだらけというのは本当か

結婚は、自分の捉え方や工夫次第で変えられることは多いのです。

物事は本来あるがままであり、そこによいも悪いも無く、それを、「よい」ようにできるか、「悪い」ようにしてしまうか、その違いが生じているのでしょう。

状況ネガティブな側面ポジティブな側面
パートナーとの日常相手に気を遣う自分を気遣ってくれる人がいる
家事の分担自分の時間が減る協力して効率的に家事をこなせる
経済的負担支出を相手の分まで担う事がある二人で働くと安定感が増す
価値観の違い意見が衝突する新しい視点を学び、成長の機会となる
子育ての責任育児の負担が大きい子供の成長を共に喜び合える
長期的な関係自由が制限される安定した愛情と信頼感を得られる
共通の目標目標が異なる場合に調整が必要共に目標を達成する達成感
感情の共有相手の感情の波に巻き込まれる喜びや悲しみを分かち合い支え合える
健康管理相手の健康が気になるお互いに健康をサポートし合う安心感

「結婚しないほうがいい」と言われる理由

「結婚は無理してすることは無い」という考えが現代の主流でしょう。けれど昨今は「結婚しないほうがいい」という意見も目立つようになっています。では、その奥にある真の理由とは何なのか、考えていきます。

「あなたと私」の発想は対立関係になりやすい

有名人の離婚理由として、「すれ違い」がよく挙げられますが、それは、「私たち」という感覚が乏しかった結果ではないでしょうか。

あくまで「あなたと私」の関係が続き、「私たち」として生きる感覚を、作れなかったのです。

ですから、結婚生活に魅力を感じないとしたら、個人主義が強すぎることを疑ってみることをおすすめします。

「あなたと私」の発想しかなく「私たち」という感覚が乏しいと対立関係になりやすい。

自分の主張ばかりするとうまくいかないのは当然ですし、「あなたはこうするべきだ」「あなたがこうしたからこうなった」という「あなた」への注文や批判ばかりになっても人間関係はうまくいきません。

これほどまで明確な対立軸ではなくても「私のことに、あなたは口を出さないで」「あなたのことは、私には関係ない」というように、ずっと「あなたと私」の関係を維持したいなら、結婚はしないほうがよいかもしれません。

 

夫婦として生きていく以上、「私たち」という発想で、どれだけ多く、ものごとを考えていくのか、これはとても大切なこと。

これから結婚を考えるのなら、あるいは結婚生活をよりよいものにしたいなら、「私たち」という言葉を使って考えることは、きっと功を奏します。

心理学的にも、「私たち」という言葉を使うカップルのほうが関係が良好になることが分かっていますので、二人ですること、二人だからできることを増やしてみてはいかがでしょう。

例えば、夫婦で一緒に家事をしたり、将来の夢や目標を語り合うことは、「私たち」という新しいライフスタイルを築いていくことになるでしょう。

「私たち」という言葉を使うことで、対立や責任の押し付け合いが減り、共同で問題を解決しようとする意識につながります。ポジティブでサポートし合うコミュニケーションが増え、関係の質が高まるのです。

 

「私たち」として考えていくことは、結婚をメリットだらけにする秘訣です。単なる同居人にならないよう気を付けて。

損得勘定や取り引き感覚から抜けられない

ここで、結婚式の誓いによく使われる言葉をとりあげてみます。

「健やかなる時も、病める時も、富める時も、貧しき時も、喜びの時も、悲しみの時も、これを愛し、敬い、慰め、助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓います。」

 

誓いの言葉は「私はあなたに尽くす」と宣言している。

「あなたにそうしてもらいたい」とは言っていないところに注目して下さい。

 

つまり

×「私はあなたに尽くすから、あなたも私に尽くして」
×「あなたが私に尽くしてくれるなら、私もあなたに尽くす」

とは言っていません。
相手に対する条件をつけていないのです。

結婚の誓い

 

愛の本質は「与えるもの」です。これをきれいごとと片づけずに、本気で「愛を与える」「愛を与え切る」と決意することが、結婚には大切でしょう。

これを言うと「大恋愛の結婚ではありません」という声が聞こえてきそうですが、大恋愛かどうかは関係ありません。自分がパートナーに対して「愛を与える」「愛を与え切る」と決意することが大切なのです。

すると「できるかどうかわからないことを決意できない」という声も聞こえてくるかもしれません。でもそれは、順番が間違っていると言えそうです。何事も、「しよう」と決意するから、始まるのです。

「愛する」と決意するから、愛は、増幅し循環していくのです。

 

世の中は、労働の対価として、常にお金で換算する傾向が強くなりました。何事をするにも損得勘定、取引感覚が伴うことが多いと感じている大人なら、その息苦しさはもう十分わかっていることでしょう。

自分の人生の土台まで、その感覚ではかろうとすると、結婚はもちろん、人生そのものに幸福を感じとれなくなってしまいそうです。

 

結婚という人生の土台は「損得」ではなく、「愛」で築くと決意しましょう。

結婚の生きがいはメリット・デメリットでは測れない

結婚は「生きがい」をもたらします。一人では得られない新しい生きがいを創出することが結婚の本質でしょう。

一緒に食事を用意する時間や、夜遅くまで語り合う時間など、日常の中の小さな幸福感が積み重なることで、人生全体が深く豊かになります。こうした日常こそが、二人にとって特別な瞬間をたくさん生み出してくれるのです。

結婚生活

休日は疲れをいやすことも大切ですが、一緒に買い物や散歩をしてみたり、プチ旅行などの計画を立てたりすると、二人で過ごすことそのものが楽しみになっていきます。計画が実現できた時はその達成感も一緒に分かち合えますね。

相互成長と支え合い

結婚は、パートナーとの関係を通じてお互いに成長する場ともいえるでしょう。日常をともにすることで、お互いの本音も短所もよくわかります。相手を責めるのはたやすいことですが、自分を磨くための相手だと捉えれば、こんなにふさわしい相手はいないでしょう。

自分を成長させるために相手がいてくれると考えてしまえば、お互いの努力や成果も手に取るようにわかるのです。こんなに手ごたえある関係は、他には見つからないかもしれません。

そして、喜びや悲しみ、成功や挫折も、パートナーと分かち合えます。二人なら乗り越えられるかもしれないという希望は、結婚生活の大きな魅力です。お互いの仕事などで生じるストレスも、共有し、励まし合うことができるのです。

その他の結婚したほうがいい理由

健康管理のサポート

結婚は、お互いの健康に気を遣うことになります。また、相手が病気の時、自分が相手を助けられる幸せ、相手に助けられる幸せもありますね。

仲睦まじい夫婦

他の人にはわからないちょっとした変化も、パートナーなら気が付いてくれるものです。たとえ気が付いてくれなくても、「気づかってほしい」と遠慮なく言ってよい相手なのです。

そうしてお互いへの思いやりのある関心を一つひとつ積み上げていくところに幸福が深まっていくのでしょう。

社会的信頼

現実には、結婚して家庭を持つことで、社会的な信頼度が高まる傾向はあります。職場での評価にもプラスの影響を与えることもあるでしょう。

「アパート住まいの独身さん」と言われるとき、近所付き合いやゴミの始末などで近隣住民の信用を得ていないことはよくある話です。また、「親元にいる娘」「親と同居の中年息子」などと言われるときのニュアンスは、現実的にはあまりよいものとは言えません。特に地方都市ではそれが強い傾向です。

人間関係の拡大

結婚すると、相手から新たな人間関係がもたらされ、それを活かすことで大きなメリットとなります。

新しい人間関係が増え、社会的なつながりが広がり、新たなチャンスや楽しみも増えるでしょう。相手の家族や友人との新しい縁は、プラスに生かしていくことが可能です。

結婚がメリットだらけに見えてくる視点

結婚相手と長期にわたって築く信頼感や安心感は他の何にも代えがたいものです。仲睦まじい夫婦が持つ深い絆や安心感は、時間をかけたからこそ創り上げることができるものです。

独身がメリットだらけに感じる若い世代

独身生活には自由や気楽さがあります。それは何ものにも代えがたいものでしょう。ただ、長い目で見ると孤独感や不安感を強くする人は少なくないのです。

とはいえ、それが実感として身に迫ってくるのは50代以降が多いでしょう。結婚は、孤独を減らし、安心感を提供するだけでなく寿命を延ばす傾向があることは様々なデータからも指摘されています。

独身のまま老後を迎えるリスクと、結婚してパートナーと支え合う安心感を比較すると、どうやらその違いは「ある」と言えそうなのです。

もちろん例外はありますが、「結婚」のポジティブな魅力を軽んじる現代の風潮は、疑ってみたほうがよいでしょう。

結婚と孤独

男性の「結婚はデメリットばかり」は本当か

一部の男性は、結婚が責任を増やし自由を奪うと感じていることが指摘されています。実際には、この思いは女性の中にもみられます。

堀江貴文さん(通称ホリエモン)は、実業家として知られていますね。彼は革新的な起業家であり、メディアでも頻繁に取り上げられる存在です。堀江さんは一度結婚しましたが、その結婚は離婚に終わっています。

 

堀江さんは、自身の離婚の一因として、元妻から小遣い制を提案されたことを挙げています。金銭の分配に関する意見の相違は、結婚生活において大きなストレス要因となるでしょう。けれど、根本的な問題は、金銭の管理方法よりも、お互いの夢や目標を「私たち」として共有できなかったことかもしれません。

結婚生活では、互いの夢や目標を分かち合うことが重要なのではないでしょうか。お互いがどんなことに幸せを感じるのか、そこを「私たち」として捉えていけるかどうか、これが嚙み合わなかったことが疑われます。

金銭管理などはその手段に過ぎないと言えるのです。どんなことに価値を見出し努力していくのか、このためのコミュニケーションは大切にしたいものです。

 

YURI
ホリエモンて、今、宇宙に取り組んでますよね。発想がすごいですよね。
パール
発想を思い付きに終わらせない、地道な努力と強靭な精神力が、ホリエモンさんの魅力ですね。

結婚しないほうがいいという真相

これまで見てきた通り、結婚に対して「メリットがない」「リスクが高すぎる」と言われるのは、一面だけをネガティブに捉える風潮が最大の理由ではないでしょうか。

なにごとも、心配ばかりしているよりも、希望という可能性に胸を膨らませるほうがずっと人生は豊かになりますよね。

結婚はメリットだらけ【一人で生きるリスク】

さて、「結婚はデメリットだらけ」という意見の背景には、一人で生きることが可能な現代社会の影響もあります。

しかし、人類の長い歴史の中で、結婚や共同体の重要性は変わっていません。例えば、古代から現代に至るまで、人々は共同体を作り、生き延びてきました。この点も取り上げてみたいと思います。

結婚のメリットがわからない現代

結婚の安心感

人間には根本的な社会的ニーズがあり、他者とのつながりが精神的にも大きな影響を与えます。長期間の孤独はメンタルヘルスに悪影響です。孤独がうつ病や不安障害のリスクを高めることは、研究で示されています。

独身は結婚よりリスクが高すぎる⁉

統計的に見ると、独身者は既婚者よりも寿命が短く、自殺率が高い傾向があります。

結婚は精神的な安定を提供し、強固なサポートネットワークを築くことで、これらのリスクを低減します。パートナーとの日常的な交流が、心の支えとなることが多いのです。

「独身がメリットだらけ」というのは疑わしい

独身者や一人暮らしは、健康リスクが高いことが報告されています。テクノロジーの進化により物理的な孤独を感じにくくなっていますが、人間が完全に順応できるかはまだ証明されていません。

現代社会は確かに一人でも生きていける環境があります。ただ長期的には社会的つながりの重要性を再認識し、結婚や共同生活のメリットを見直す時代を迎えているといえるでしょう。

 

YURI
次に、法律や制度を活かせば結婚がますますメリットになることも取り上げています。

法律や制度を活かして結婚をメリットだらけに

結婚には税制面、社会保険面、経済面でのメリットがあります。これらのメリットを活用すれば、ますます「結婚はメリットだらけ」になります。

税制面のメリット

  • 配偶者控除: 配偶者の所得が一定額以下なら所得税の控除が受けられます。これにより、家計全体の税負担が軽減されます。
  • 配偶者特別控除: 配偶者の所得が※103万円(2024年現在)を超えても段階的に控除が適用されます。共働き家庭でも税制優遇が受けられ、経済的メリットがあります。

 

税制面でのメリット

 

社会保険面のメリット

  • 扶養控除: 配偶者が扶養に入ることで、健康保険料や年金保険料を支払わずに済む場合があります。

経済面のメリット

  • 世帯収入の増加: 共働きで世帯全体の収入が増え、生活費や家賃を分担することで個々の経済的負担が減少します。
  • 住宅ローン控除: 夫婦で住宅ローンを組むと、双方が住宅ローン控除を受けられ、住宅購入時の税負担が軽減されます。

協力次第でお金のメリット増加

  • 協力で無駄を省く: 夫婦で協力することで家計の無駄を省き、家庭全体の収入を増やせます。
  • 収入源の多様化: 夫婦で新たな仕事や副業、起業にも挑戦しやすくなります。
  • 共同貯金と投資: 共同で貯金や投資をすることで将来の経済的基盤を強化できます。
  • 大きな買い物の効率化: 住宅や車などの高額な買い物も共同で計画することで資金を効率的に使えます。

適用範囲と例外

法律上のメリットは、自治体によって一部の制度や適用条件が異なる場合があります。特に、税制や社会保険の細かい規定は変更されることがあるため、最新の情報を確認することが重要です。

最新の情報や具体的な適用条件については、以下の問い合わせ先に確認することをお勧めします。

  • 税制面のメリット: 最寄りの税務署や国税庁のウェブサイトで最新情報を確認。
  • 社会保険面のメリット: 健康保険組合や年金事務所に問い合わせ。
  • 経済面のメリット: 地方自治体の住宅支援窓口や金融機関で最新情報を確認。

 

【まとめ】結婚をメリットだらけに

  • 結婚のメリットは見方次第であり、工夫次第でポジティブに変えられる
  • 「私たち」という感覚を持つことで関係を深めることができる
  • ポジティブなコミュニケーションで対立を減らすことが可能
  • 結婚の誓いは愛の本質を示し、心理的安定をもたらす
  • 結婚は新しい「生きがい」を創出し、深い幸福感を提供する
  • 日常の小さな幸せを発見することで、結婚生活が豊かになる
  • 共通の目標や趣味を持つことで達成感や満足感が増える
  • 結婚はお互いに成長する場を提供し、自己改善を促進する
  • 健康管理のサポートや社会的信頼の向上などのメリットがある
  • 長期的な視点で見た結婚の信頼感や安心感は他に代えがたい

 

結婚生活には、時に困難や挑戦が伴うこともありますが、それを乗り越えた先には、計り知れない喜びと満足感が待っています。

パートナーと共に過ごす時間を大切にし、日常の小さな幸せを積み重ねていくことで、結婚生活はますます豊かで充実したいものです。

 

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