痛ましい災害や紛争、
事故や事件が後を絶ちません。
被災地や被害者の皆さんのご苦労や
大切な人を亡くした方のお気持ちなどが
頭の中をよぎって
ニュースを観ているだけで
こちらまで心が締め付けられる。
気が付くと、
自分の気分が沈んだり
いらだったり、ふさぎこんだり。
もしお心当たりがあるなら
それ、「共感疲労」かもしれません。
記事内容
- 共感疲労しやすい人の特徴
- 共感疲労を軽減する方法
- 筆者からのご挨拶(クリックして下さい)
- こんにちは「パール」です。
「相談相手」になる事が多い人生でした。見聞きしてきた苦労話や私自身の経験談などを踏まえて、幸せのヒントを、スピリチュアルなテイストを添えて書いています。どうぞ末永くお付き合いください。
目次はクリックしてご覧下さい。
見過ごしがちな心の疲労「共感疲労」
共感疲労は、
ほか人の苦しみや困難に対して共感し、
それが原因で
心身に疲れを感じる状態のことです。
なぜそんなことが起こるのか。
それには過度な情報摂取や
ストレスが影響しています。
この現象が注目されるようになったベースには
氾濫する情報
この二つがあります。
もともと共感疲労は、
介護や医療で働く人にみられていたのですが
昨今は他の立場の人にも
広くみられるようになりました。
共感疲労を起こしやすい人はどんな人?
共感疲労を起こしやすい人には
共通点や特徴が見られます。
代表例は次の通りです。
これらが
共感疲労に対する感受性を
高めてしまっている恐れは大きいでしょう。
人の痛みや苦しみに
意識せずとも寄り添いすぎてしまうので、
こちらまでつらい気持ちになってしまうのです。
共感疲労を軽減するために
共感疲労は気が付きにくいものです。
是非、日ごろの生活の中で
心のケアをしてみてください。
おすすめをいくつかご紹介しましょう。
1. メディア情報を制限する
ニュースやSNSから、
できるだけ離れましょう。
これらを過度に利用することは
共感疲労を引き起こす原因となります。
朝一番の情報チェックを控える
朝一番の情報チェックはできるだけ控えましょう。朝一番で受けたインパクトはその日の気持ちに大きく影響するからです。
朝一番は、幸せな気分で始めることをおすすめします。なお情報チェックは、文字情報だけで簡単に済ませることもよいでしょう。画像や音声などが加わると印象が強くなるからです。疲れているときは、スマホでスクロールして軽く情報チェック。気分が下がるようなことはさらっと素通りするよう心がけてください。
スピリチュアルアドバイス
霊的感覚を持つ人の中には、現場の映像や、犯人の写真を見ただけで、具合が悪くなる人がいます。自覚がないまま同様の状況に陥る人はいらっしゃるでしょう。現場で生じた負のエネルギーを受け取ってしまったり、犯人の邪悪さを感じ取ってしまう事があるのです。ご注意ください。
2. リラックス法を取り入れる
リラックスを心がけ、
心を落ち着かせる方法を
積極的に取り入れましょう。
これには呼吸や瞑想、散歩なども有効です。
ゆっくりお風呂に入るのも効果が大きいです。
ここでは
すぐにできる呼吸法をご紹介します。
ディープ・ブレス法(深呼吸)
手順
① 姿勢を整える
腰かけても、床に座っても構いません。ポイントはどちらも背中をまっすぐに伸ばして、他はリラックスしておくことです。
② 目を閉じるか半眼で
目を閉じたり半眼(半分閉じた状態)になることで自分の心に敏感になれます。閉じると眠くなる方は半眼をおすすめします。
③ 鼻から息を吸う
鼻からゆっくりと5秒程度かけて息を吸い込んでいきます。
④ 口から息を吐く
吐くときも5秒程度かけてゆっくりと。
⑤ 繰り返す
熟睡しているときのようにリラックスした表情を心がけましょう。これを5回から10回繰り返すことで、徐々にリラックス効果を感じることができます。
この深呼吸法は、
日常のストレスの軽減や
リラックスに効果があります。
心の疲れを感じるときに、
短い時間でよいので試してみてください。
スピリチュアルアドバイス
ディープ・ブレス法に、イメージの力をプラスしてみましょう。吸う時に光を吸い込み、吐くときに心の中のネガティブなものを吐き出すイメージを持ってみましょう。呼吸を重ねるたびに、自分を覆う光が強く明るくなっていくのを感じてみてください。自分が光のバリアで守られているイメージを描くのです。心でイメージすることの力は想像以上に働きます。明るい光をイメージしただけで、ポジティブな気持ちになるはずです。
3. 自分を大切にする重要性を自覚する
「何かできることは無いだろうか」
「気持ちだけでも理解してあげたい」
そんな気持ちが起きるなら
使命感が強い方や、優しい方と言えるでしょう。
ただ自分を「疲労」させてしまっては、
その気持ちを、具体的な行動に
移せなくなるのも現実です。
使命感の強い人や優しい人は、
そもそも共感疲労に陥りやすいと
自覚することが大切です。
自分にあった社会との関わり方、
どのくらいの頻度で
どのくらい心を傾けても大丈夫か
どの程度、実行に移せるのか、など
冷静に考えておくことをおすすめします。
自分を疲れさせないようして
自分のコンディションを整えることを
重視したいものです。
明るい気持ちが世界を変える
今、地球全体に
重く暗いエネルギーが
満ちているのかもしれません。
そうであるならなおのこと
明るく日々を過ごす人が
一人でも多くいるほうがいいのです。
光が増えれば、
いずれ闇を消していくはずです。
誰かを救いたいなら
救う力を自分がつけること。
そのためには
悲しみすぎたり怒りすぎたりせずに
心を明るく保って、
自分のコンディションを整えておきましょう。
使命感や優しさは
「明るく」発揮することを心がけたいものです。
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