無理が利かなくなってきた、
体調も崩すことが増えたと感じるようになったら
日ごろの何でもない時に、
宅配食事サービスを試しておくと安心です。
緊急事態の発生頻度は
年を重ねる程、大きくなります。
50を過ぎたら自らの老い支度に
早すぎることはありません。
なにより自分の体力気力が落ちてきたころ
親の加齢で通院や入院など
いろいろ忙しくなりはじめます。
子どもも年頃で、進学や就職、結婚など
いろいろなことが重なります。
何か起きたときに
食事の支度は、面倒ですし
栄養バランスには手が回らないものです。
こんな方にも
- ご飯づくりの余裕がない
- ご飯づくりがめんどうだ
- 栄養バランスを考えるのが一苦労
宅配の食事サービスは、時間と費用のコスパが高い
お総菜やお弁当を
自宅にまで届けてくれるサービスは
本当に便利です。
いろいろ利用してきたので
はっきり言い切れます。
・・・ただ、写真で見るほどには
美味しくはないです、実際。
でも、買い物に行く時間がない、
料理する時間も気力もない、
お金も無駄にかけられない
とはいえ健康には気をつけたい、となったら、
補って余りあるほどのメリットはあります。
宅配の食事サービスをしばしば利用していた理由
夫の議員引退を機に、
心機一転、子どもたちの住む関東に
2年前に、シニアで転居したわけですが
それまでの30年近く
私、自分でも
よくもったなあと思うくらい
忙しかったのです。
30代で
起業してからというもの
ずーっと、
時間の無い暮らしでした。
シングルマザーとして
生計を立てる必要があり
実家は4人の高齢者でした。
夫の後添えとなってからは、
同居している義母も認知症となり
私より困っている人が
いつも誰かしら必ずそばにいて、
緊急事態発生し放題で
30年近く過ごしてきました。
この生活が30年近く続くと
最初からわかっていたら
たぶん無理だったと思います。
食事の支度も
とりあえず今週はこれで乗り切ろう
翌週もまた
今週もなんとか乗り切ろう、の繰り返し。
でもそうして過ごしてこれたのですから
ありがたいものです。
宅配食事サービスは、忙しくないときにこそお試しを
忙しくなってから頼むより
少しでも余裕のある時に
お試しされることを
「強くすいしょー‼」します。
忙しくなってあわてて頼むより
前もって
「なるほど、こんな感じか」
と試しておくと
それぞれの業者の特色などもわかって
更に便利に活用できます。
我が家の食の思い出
夫が議員現役時代は、
選挙になると時間が無くて
立って食べることもありました。
私が不在でも
同居していた認知症の義母が
一人で食事ができるよう
「ご飯、ここにあるからね」
「チンしたら、お盆にのせてこっちに運ぼ」
と動きがスムーズになるまで
何度も練習もしました。
義母の動線に沿って
目に入るところにメモを貼って
行動をサポートできるようにしたり。
でもお腹が空いてるのも
忘れちゃうこともあって。
実家の母のほうは、
同じ認知症でも、
生きた置物みたいになっちゃいまして。
食べることだけが
楽しみだったようです・・・。
認知症の義母と、
認知症の母の話は
また機会をみつけて
書かせてくださいね。